尺骨神経麻痺

このようなお悩みはありませんか?
  1. 手の小指側に痺れがある
  2. 手の感覚があまりない
  3. 物をつかむのに一苦労
  4. 指を思い通りに動かせられない
  5. 痺れでなかなか寝付けない

尺骨神経麻痺って一体何?|名古屋市東区接骨院・整体院

スポーツ外傷や重労働による肘関節神経損傷は、ほとんどの場合肘関節脱臼骨折と関連しており、その中でも尺骨神経損傷が最も一般的です。特に最近では、スノーボードによる損傷が増加しています。

これらの状況では、肘部管症候群として診断されることが多いですが、注意が必要であり、肘部管よりも近位(体幹に近い)位置での障害として現れる場合もあります。

尺骨神経麻痺は、野球などのスポーツにおいてよく見られます。野球では特に、スローイング動作や肘関節の屈伸動作中、あるいはその後に小指と薬指のしびれや筋力低下が増強することがあります。投球数の増加により、「ボールが手から滑り落ちる」と感じることも多いです。

初期段階では、安静時に知覚障害が現れることがあり、筋力低下はまだあまり顕著ではありません。

尺骨神経麻痺の主な原因としては、変形性肘関節症と尺骨神経脱臼があります。変形性肘関節症による尺骨神経麻痺は、肘部管底部の骨棘による狭窄が原因です。尺骨神経脱臼による麻痺は、肘を曲げた際に尺骨神経が脱臼する状態で、内反肘、靭帯の問題、尺骨神経溝の低形成などが影響を与えます。

尺骨神経の反復性脱臼が必ずしも神経障害を引き起こすわけではありませんが、投球などで肘の屈伸が頻繁な競技者では、摩擦性神経障害が発生する可能性が高くなります。肘部管よりも近位での障害は、上腕三頭筋筋膜の圧迫によって引き起こされ、尺骨神経が内側筋間中隔の部分で影響を受けることがあります。

診断

①Tinel徴候

神経障害がある部位を軽く叩くことで、手足の末端に痛みが走る現象をTinel徴候と呼びます。この徴候は、神経が圧迫や損傷を受けている箇所で触れられた際に、異常な感覚を生じる反応を指します。安静時には知覚障害や筋力低下が観察されない場合でも、Tinel徴候が現れることで神経障害の存在が示唆されます。

②筋電図

脱神経電位や神経伝達速度の遅延、そしてinching法による絞扼部位の確認は、神経障害の診断において非常に重要な情報となります。しかし、症状が軽度な場合にはこれらの所見がはっきりとは観察されないことがあります。特に初期段階や軽度の場合、神経の機能低下が一時的である可能性もあり、これらの評価法では確定的な結果が得られないことがあります。そのため、症状や臨床状況を包括的に評価することが大切です。

③Froment徴候

筋力低下の始まりは、Froment徴候などの様々な身体的兆候によって判定されます。これらの兆候は、神経障害や筋力低下の評価において重要です。

Froment徴候は、手の指を使って物を握ったり持ったりするときに、特定の指に力が入りにくくなる現象を指します。この徴候は、尺骨神経の損傷によって引き起こされることがあります。その他にもさまざまな兆候があり、これらをトータルで評価することで、神経障害の程度や進行状況を把握するのに役立ちます。

④X線

変形性肘関節症の場合、一般的にはX線検査を用いて肘部管内の骨棘を確認します。X線を通じて、肘部管の状態や骨棘の有無を観察することができます。さらに、より詳細な情報を得るためにはCT(コンピュータ断層撮影)も活用されます。CTを使用することで、骨棘の大きさや位置などをより詳細に評価することが可能です。

尺骨神経麻痺の治療|名古屋市東区接骨院・整体院

整形外科では、初期の場合にはブロック注射などの治療が一般的ですが、これによって一時的に痛みが軽減されることもあります。しかし、肘への負担が再びかかると、しびれや筋力低下が再発することが多いです。特にスポーツを再開する場合やスポーツの時間を延長する際には注意が必要です。

肘に負担をかけずにスポーツを行うためには、根本的な部分から改善することが重要です。そのためには骨盤の状態も考慮する必要があります。

名古屋市東区めいほく接骨院では、ボキボキしない優しい手法で骨盤矯正を行います。これによって骨盤の歪みを整え、肘への負担を軽減する助けとなります。骨盤が歪むと、肩甲骨の動きが乱れ、腕や肘にも負担がかかりやすくなります。

普段の生活で骨盤が正しい位置にあれば、体の不調が出にくいですが、歪みがある場合は様々な症状が現れる可能性があります。

尺骨神経麻痺は進行性の疾患であるため、早めの改善が重要です。肘の痛みやしびれにお悩みの方は、ぜひ当院にご相談ください。

また、肩こりや腰痛など他の症状でお困りの方も、お気軽に当院にお越しください。お一人お一人に合った施術を提供させていただきます。名古屋市東区めいほく接骨院にご相談くださいね。

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症例 | 名古屋市東区 めいほく接骨院名古屋本院

  • 仕事でよく手を使う腱鞘炎:ドケルバン病

    仕事で手を使うことが多く、右手首に痛みを誘発し来院されました。

    施術内容
    ハイボルト施術(鎮痛効果が期待できる専用機器)
    前腕のマッサージ&ストレッチ

    日常生活においての指導をさせていただき、積極的に施術を行ったため2~3週間程度で症状が軽減しました。

    ※患者様個人の感想であり、効果には個人差があります。

    名古屋市東区めいほく接骨院

お客様の声|名古屋市東区 めいほく接骨院

  • 手・腕の痺れ 50代女性 名古屋市北区

    腕の痺れがあり、夜あまり眠れない日が続き辛かったのですが
    こちらで施術を受けた日はしっかり眠れました。
    またよろしくお願いいたします。

    ※お客様個人の感想であり、効果には個人差があります。

  • 手・腕の痺れ 50代女性 名古屋市

    昔から肩凝りがひどく腕に痺れが出るようになり夜も熟睡出来ませんでした。
    接骨院自体初めてで不安でしたがスタッフの方も感じが良く安心しました。
    骨盤矯正と電気治療をやってもらい、その日の夜はぐっすり眠れました!
    今後もよろしくお願いします!

    ※お客様個人の感想であり、効果には個人差があります。