- アキレス腱が痛くていつも気になる
- アキレス腱のまわりが腫れている
- スポーツをしている時に痛みが強くなる
- 靴がアキレス腱に当たり痛む
- アキレス腱を触ると痛みが増強する
アキレス腱炎の原因は?
そもそもアキレス腱とは・・・
膝の裏から伸びる腓腹筋とふくらはぎの骨(脛骨・腓骨)の上部から伸びるヒラメ筋が
ふくらはぎの半分より下辺りで合流して
踵骨隆起(かかと)に付着する約15cmの腱で
簡潔に言うとふくらはぎの筋肉の続きになります。
アキレス腱は踵骨腱ともいい
アキレスの由来はギリシャ神話に起因します。
そもそも腱とは筋肉が骨に付着するための組織で
筋肉の収縮した力を付着した先の骨へと伝える役目があります。
他にも腱には様々な役目があるため身体でも重要な組織と言えます。
アキレス腱炎、アキレス腱周囲炎とは・・・
ふくらはぎの延長上にあるアキレス腱に少しずつ細かな断裂や傷が生じることで
アキレス腱に炎症を起こしている状態のことを言います。
走ったり、飛んだり急に止まったりなどを繰り返すことにより
アキレス腱に過度なストレス(負荷)が加わり
炎症が起きるため使い過ぎ症候群(オーバーユース)とも言われています。
主にランニングやマラソンをしている人に起こりやすく
マラソンランナーにおける
ランニング障害の約11%を占めています。
また中高年の方にも起こりやすく急にスポーツを始めた方や
スポーツをしているけどケアをされていない方は徐々に発症するため要注意な疾患です。
アキレス腱を痛める原因
スポーツ中に走ったり、マラソンなどによる下腿三頭筋(ふくらはぎ)の使い過ぎや
身体のバランスがうまく取れずに偏った走り方で左右の負荷が均等に取れていない
身体を動かす習慣がない人が急に身体を動かすことなどがあげられます。
どれもふくらはぎが疲れている状態を放置してしまうことによって起こります。
ふくらはぎが疲れている状態のまま
スポーツでいつものパフォーマンスを発揮しようとしたり
いつも以上に日常生活でふくらはぎに対して負荷をかけてしまうと
アキレス腱を痛めてしまうことが多くなります。
基本的には、疲労が溜まると筋肉は固くなる性質があります。
本来はこの状態のときにストレッチや何かしらのケアをやっていけると
アキレス腱炎の発症を防ぐことができます。
筋肉は柔軟性を失うと負荷が加わりやすくなります。
負荷が加わりやすくなると、痛めやすい身体へとなっていき
結果として痛みや炎症が出てきてしまいます。
痛みを放置しておくとどんどん取れづらくなってきてしまい、
身体の別の部位に異常をきたすこともあります。
そうなる前にしっかりとした治療を受けていただき痛みのない生活を目指していきましょう。
(参考文献)社会福祉法人 恩賜財団 済生会 アキレス腱炎 解説:志田義輝(済生会飯塚嘉穂病院 整形外科主任医長)
アキレス腱の施術方法
アキレス腱炎の施術方法は
まずアイシング療法で炎症を抑えていきます。
これは自宅でも行っていただきます。
1回のアイシングにつき15~20分程度行ってください。
連続で行う場合は40分以上間隔を空けてから行うようにしてください。
※自宅ではビニール袋に氷を入れて少しだけ水を垂らしてください。
袋の中に空気が多くあるとしっかりと患部へのアイシングをすることができないため
できるだけ袋の中の空気を抜いて痛みがあるところに当てます。
そして鎮痛効果が期待できる専用の機器を患部へあてていきます。
こちらの電気は微弱電流といって、刺激がとても弱く
人間が持つ自然治癒力を約3~5倍も高めてくれる機器です。
だからケガが早期に回復しやすくなります。
アキレス腱炎のように、炎症が起きている際は非常に活躍します。
手技療法やストレッチなどでふくらはぎや原因となった
動作に関連する筋肉の固さを取り除きます。
主に腓腹筋やヒラメ筋、前脛骨筋、後脛骨筋、大腿二頭筋、大腿四頭筋などに
アプローチをしていくことが多くみられます。
次に骨盤矯正で身体のバランスを整えることによって
左右均等に重心が取れるようにしていき
アキレス腱や下半身にかかる負担を減らしていきます。
痛みが軽減してきたところで
テーピング療法を取り入れながら少しずつ
運動をできるようにしていきます。
この際に過度な運動をしてしまうと悪化してしまうこともあるため
運動を再開する際は徐々に強度をあげていきましょう。
急に運動を始めてしまうと再度痛めてしまったり、悪化してしまうことも考えられます。
運動ができる状態が完治ではありません。
運動をして痛みや違和感が出ない状態を目指して治療を進めていきましょう。
テーピングも一人一人のライフスタイルや身体の状況によって
貼り方やバリュエーションを変えていくことで
日常的につけていてもストレスのかからないようにしていきます。
施術手順のまとめ
①アイシングなどで炎症を抑え
筋肉に対してマッサージなどの手技でアプローチしていきます。
②最新の電気機器を用いて痛みを抑えていきます。
③バランスを整えて重心を身体の真ん中に持ってきて左右のバランスを均等にします。
④テーピング療法で負担を軽減し、かつ痛みが強い時には安静指導をさせていただきます。
【患者様から多い質問】
Q:いつからスポーツ復帰ができますか?
A:痛みがほぼなくなってからです。
当然と言えば当然ですが、痛みがある状態でスポーツ復帰をしてしまうと
なかなか痛みがとりきれません。
痛みを抱えたまま競技や運動などをしてしまうと
パフォーマンスも落ちてしまい、結果的に良い成果が得られません。
そして重要なのがスポーツ復帰する際は、徐々に負荷の低いこと始めていくことです。
よくあるのがスポーツ復帰した直後から、みんなと同じ練習メニューに参加したり
痛める前の運動量に戻してしまうことです。
こういったケースで再発に悩んでいる選手も少なくありません。
アキレス腱炎に限ることではありませんが
無理をせずにお身体を大事に扱いスポーツに復帰していくことが一番望ましい形と考えます。
めいほく接骨院のアクセス・施術料金表
1度施術を受けていただくだけでも施術前と比べ楽になると思いますが
施術を続けて受けていただけることによってだんだんと症状は軽減してきますよ。
また施術だけでなく、患者様ご自身でストレッチやアイシングや休めることなども
やっていただけるとよりアキレス腱炎の症状は軽減しやすくなりますので
一緒に頑張りましょう♪
初回の施術に関しましては、お困りの症状やお身体のお悩みなどに関して
しっかりお話をお伺いいたしますので、60分程度お時間を頂いております。
お急ぎの場合や何かご要望などございましたら、ご予約の際にお申し付けください。
初回以降の施術の目安時間は30分~40分程度頂いております。
夜20時まで営業しております!交通事故の施術に関しても20時まで営業しております。
完全予約制なので、待ち時間ほぼゼロ!
駐車場5台完備
土曜・祝日も営業しております!
臨時休業がある場合がございますので、念のためお電話にてご確認ください。
最後に・・・
スポーツや運動競技はいつまででも行いたいし、いい成績も残したいですよね。
痛みの出ない身体で楽しく運動すれば、日常の充実感も増えてくると思います!
今はムリせずに、今後も元気に過ごせるようになっていきましょう!
症例 | 名古屋市東区 めいほく接骨院名古屋本院
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名古屋市 東区大曽根 30代男性(足底筋膜炎・アキレス腱周囲炎)
ランニング中に足の裏とアキレス腱辺りが痛くなりそこから走れないとのことで来院。
ふくらはぎから足の裏がかなり硬く痛みも強かったため炎症が起きていると判断しました。
骨盤矯正プログラムで身体の歪みを整え、プロテクノエグゼで筋肉をほぐしました。
2~3週間ほどで痛みも緩和されてきました。
今でも体のメンテナンスとして定期的に通院して頂いています。※患者様個人の感想であり、効果には個人差があります。
名古屋市東区めいほく接骨院